ピアノメーカー ファツィオリを見学

 先月4月25日に東京の「ファツィオリ」のお店に行ってきました。
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ファツィオリと言えばショパン国際コンクールで使用された4社のピアノメーカーの中の1社です。
残念ながらファツィオリを使用されたピアニストは一人でした。
そのコンクールの裏舞台であるピアノ調律師たちの戦いの様子がNHKテレビで放送されていましたので、専属調律師の越智晃氏のお仕事振りに興味を持ちました。
お店に伺うと代表取締役のアレック・ワイル氏と越智晃氏が快く出迎えてくださいました。
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初めてのファツィオリ!!ドイツ製の重厚な音や、アメリカ製のきらびやかなピアノの音とは違い、今までで味わったことのない音!
なんだろうこの感じ?   そうだ!   カンツオーネだ!!
これはまさにテノールとバリトン歌手の響きだ!!
高音は男性のソプラノカウンターテナーの響きだ。初めてのピアノの響きに感無量でした。
今まで海外の一流ピアノは何度も弾いてきましたが、越智氏の調律されたファツィオリは日本人でも弾きやすいタッチだと思いました。
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僅か1時間ほどの滞在でしたが私にとってとても内容ある体験でした。
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